皆さん、こんにちは。

GWも終わり、若干五月病になりかけている私ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?GW中は、普段あまり子供と遊ぶ時間が無い為、色々な場所に連れて行ってあげましたが、それについてくるものが渋滞です。。。遊んだあとの渋滞が、親にとって非常にツライ。。。

さて、今日は写真の瓦屋根です。こちらはGW前に完了した京都のホテルの現場の写真です。屋根には雪止め瓦が設置されていますが、ちょっと変わった配置になってますよね。通常でしたら、写真のように横一列に配置するのですが、こちらは縦向けに配置しています。
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ここで問題です。どうしてこのような配置になっているでしょう?これは、間違いでもなく用途を聞くときっと納得されると思います。わかりますか???

正解は、非常用侵入口から室内に突入する消防隊員の足掛かりの為です。こちらの雪止め瓦は、本来の目的ではなく、消防隊員の足掛かり用なんです。そのため、雪止め瓦がある先には非常用侵入口があるのがわかるかと思います。確かに雨の日に途中入をしなければいけない場合、足元が滑りやすいと危険ですので、このような使い方を消防よりお願いがありました。こちらの配置は、地域によって指導の有無があるようで、都市部ではよくお願いされたりします。
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今回は、ちょっと珍しい瓦の施工をご紹介しました。こちらの現場は6月に竣工となっております。完成しましたら全体写真を載せたいと思っておりますので、ご期待くださいね。

 

それでは、皆様、今日も一日ご安全に!