皆さん、こんにちわ。
いよいよ梅雨入りが発表されましたね。今年の梅雨入りは例年に比べて、四国は2日遅く、関東甲信越は1日早く、近畿及び中国は平年並みのようですね。
我々のように外部の仕事をしている人にとって、梅雨の時期というのは非常に作業効率が悪くなってしまします。『さあ、作業開始！』と思って材料や道具を準備すると雨がパラパラ。。。雨が上がりそうで上がりきらない。。。濡れると全くのれない瓦もあるため、工程が厳しくなっていきます。。。
今日は、駅の工事の進捗状況をご紹介します。以前からご紹介しているこちらの現場ですが、いよいよ最後の仕上げ工事となってきております。その中でも今回非常に難しかったものがこちらの写真の板金屋根です。
こちらの屋根、手前に傾斜しながらさらに左右に傾斜をしていることがおわかりでしょうか？3Ｄで屋根が作られているのです。どうしても既存の下地状況や意匠の都合でこのようになってしまったようです。そのためいつも以上に漏水対策、排水経路の確認、溢れ面のチェックを十分に行いました。見た目は非常に小さな屋根ですが、水というものは、1mmでも穴があれば入り込んでしまい、一度出来た水道（みずみち）を延々と流れ続けてしまい、雨漏れの原因となってしまいます。
瓦につきましては、順調に工事が進んでおり明日には完了となりそうです。
建物改修完了は、来月末となっております。完成しましたら、生まれ変った駅を是非見に行って頂ければと思います。
それでは皆さま、本日もご安全に！
