みなさんこんにちわ。雨ですね。でも今日は、朝だけですが屋根の下地工事に行ってきました。どうしてもやらないといけない時は、雨でも工事を行います。でも、そのおかげで一日前に工事を進めることが出来ました。その理由としましては、やはり毎回ブログで書かせていただいておりますが、台風被害への対応です。今もなお、お問い合わせの電話を多数頂いております。少しでも早く対応できるようにすべく、周りの工程を調整しながら作業を行っておりますので、今しばらくお待ちください。 さて、今日ご紹介するのは台風の被害の中で数件あります『かわらU』という商品についてです。こちらの屋根材は積水化学工業さんが製造された屋根材でして、すでに廃盤となっております。積水化学工業は、セキスイ瓦として製造を1975年から製造を始め、37年経過した2012年に製造を終了しました。その期間の中で1975年~1990年の間に製造されたかわらUの中にアスベストが含まれていると報告しております。 http://www.sekisui.co.jp/contact/notice/1175446_1969.html 当時、あらゆる建物にこの屋根材が使用されており、最長で約42年、最短で27年経過しており、経年劣化による屋根材の破壊が問題となっております。数年前までは、製造が終了していましたが、メーカー在庫として補修部材を出荷していたのですが、最近この在庫もなくなってしまい、補修材料を手に入れることが出来なくなってしまいました。 そのため、補修で対応できない修理が発生してしまった場合、葺き替えという選択肢を選ばざるをえませんでした。改修にはアスベストが含まれている可能性が非常に高いため、屋根の解体費用が非常に高額となってしまい、依頼者様の負担が非常に大きなものとなります。 そこで、当社がおすすめ工法が、『ファイバージャケット』という材料を用いて行うカバー工法です。http://seisei.asia/index.html こちらの製品は、このかわらUの形状と全く同じなため、屋根材を解体することなくカバーをすることが出来ます。また、一般的なカバー工法と同じように、既存の屋根材を解体することなく施工を行うため、工事中の雨漏れのリスクも限りなく小さくすることが出来ます。 葺き替え工事しかないと思われていた方には、非常に画期的な工法かと思います。もし、ご興味がございましたら、是非ともお問い合わせを頂きますようにお願いいたします。 それでは、皆様今日も一日、ご安全に!