滋賀 東近江 屋根・瓦 新築・リフォームの 株式会社イノダ

株式会社 イノダ

瓦葺き替え工事

皆さん、こんにちわ。
 
6月になり、いよいよ梅雨の季節がやってきましたね。
関東は梅雨入りしたようで、関西も予報では明日にでも
梅雨入りするという事です。
雨の季節は現場での作業が進みにくくなってしまい、
なかなか工程通り工事が進まないので、この時期は
工程管理に特に注意をします。
 
さて、工事を始めて3年目となった葺き替え工事でお世話になっている
現場のご紹介をします。
こちらは、非常に大きな屋敷という事もあり、数年かけて
全ての葺き替えを完成させる計画で工事をしております。
今回は、蔵全体と一部の庇を葺き替える工程となってます。
 
ちょっと私の現場到着が遅くなってしまったため、
屋根の瓦と土は全て解体済みとなってました。。。。。
綺麗に掃除され、何十年ぶりに下地が太陽の光を浴びてます。
 

 
注目して頂きたいのは、軒先と妻側の部分。
土になっているのが分かるかと思います。
横から見るとこんな感じです。
 

 
20センチくらいの厚みがあります。
少し土を解体すると下地が見えます。この縄は、土が剥離しないように
するためのものです。
実は蔵が物の保管に適しているのは、この土の効果が非常に大きいのです。
屋根だけでなく、特に壁には大量の土が使われており、厚みは非常に
分厚いもので出来ています。また、調湿性にも優れているため、
気温及び湿度を一定に保つことが出来るため、モノの保管に
適しているといわれています。
実際、夏に蔵に入ると涼しささえ感じます。
 
今回は、この屋根の土は全て撤去し、新しい屋根下地を木材で
作り直すこととなってます。
快適性は非常に良いのですが、写真でわかるように軒先が
自重で垂れてしまっています。
このようなことが起こらないためにも、軽量化を行います。
 
蔵が解体完了したのちに、庇の解体工事を行いました。
レッカー作業が出来ないため、全て人力作業になるので、
瓦の解体がバケツリレーみたいになります。
 

  

現在、瓦の解体工事が完了し、大工さんにて下地の補修及び
構築工事をして頂いています。
来週から現場に戻り、下地工事から作業再開となります。
こちらも進捗状況をブログでご紹介できればと思います。
 
注意:通常でしたらヘルメットを着用して作業を行いますが、
軒下の作業となり、ヘルメットが軒裏に干渉し、傷つける
恐れがあったため、許可を取って外して作業を行ってます。
 

それでは、皆様、本日もご安全に!
 

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2022.06.11

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