皆さんこんにちわ。
寒さもゆるみはじめ、春が近づいてきましたね。
今年は積雪の回数が少なく、少しほっとしています。
そんな冬に降る雪のお話です。
  
『凍害』と聞いたことはありますか?
野菜などでも凍害はありますが、屋根の瓦にも凍害があります。
瓦は粘土を型にプレスして形を作り、窯で高温にて焼きます。
十分なプレス圧と焼温度は、JIS規格をクリアしており、
品質は一定に保たれています。
ただ、JIS規格となる迄の瓦は、どうしても品質が一定に管理しにくく
凍害が起こってしまう恐れがあります。
『凍害』とは簡単に言うと、雨や雪などの水が瓦の中に入り込み、
気温が下がる夜に氷となります。
水は凍ると体積が増えるため、その時染み込んだ部分が膨張に
耐えられなくなり割れや剥離が起こります。
今回、調査させて頂いた屋根は、その凍害が非常に多く
屋根全体にわたって凍害が起こってしまってます。

触るとバリバリ割れてしまったり、ミルフィーユのように
層ではがれてしまったりします。


こうなってしまうと雨漏れの原因に直結してしまうので、
交換となります。
  
近年のものは上記で記載した通り、JIS規格で製造されており、
また凍害試験を行ったりして、高品質に各メーカーが
保ちつつ製造をしているので問題はありません。
ただ、今でも時々おこることもありますので、もし『あれ?大丈夫?』って
気になる部分があれば調査をされることをオススメします。
 
これからの季節、花粉も沢山飛びますよね。
私はまだ花粉症にはなっておらず、いつなってしまうのか心配でなりません(笑)
  
では皆様、本日もご安全に
 
ホームページ   https://kawarashounin.shiga.jp/
Facebook(会社) https://www.facebook.com/kawarashounin/
Facebook(測量)https://www.facebook.com/UAVsokuryou
Twitter https://twitter.com/kawarashounin
Instagram https://www.instagram.com/kawarashounin