皆さん、こんにちわ。
先ほど外気温計を見たら25℃を示していました。
もう初夏ですね。。。
ここまで暑くなるとちょっと体がビックリします。
実は明日、ハーフマラソンの大会に出るのですが、
早朝スタートとしてもこれだけ暑いとタイムは
あまり期待できないかもしれません。。。
とりあえず85分切を目指して頑張ってきます。
結果はまた次のブログにでも書きます。
さて今日は個人様のお客様からの修理依頼をご紹介します。
田舎の大きな日本瓦の家でよく施工されている『下り棟』という
棟瓦が自分の重さにより棟全体が滑ってしまった為、
それを積みなおす作業を行っております。
着工前は、このような状況となってました。
先端の鬼瓦が押されてしまい、倒れつつ右に流れてしまってます。
このままほおっておくと最悪の場合、全体が滑ってしまい
落下となります。
まず棟全体を解体し、鬼瓦を再固定します。
次に棟瓦を積むための『台』というものを作ります。
この台に使っているものは、施工時は非常に柔らかいのですが、
時間がたつと固まり、止水性も兼ね揃えているものになります。
棟全体と一体化するので、非常に安心です。
次は解体した棟に使われていた熨斗瓦を順次戻していきます。
途中隅棟と取合う部分がある為、高さを調整しつつ
交点の処理を行います。
熨斗瓦の復旧が出来たら、一番上にのせる瓦を復旧して完成です。
こちらの瓦は『伏間瓦7×8』といいます。
7という数字は7寸を意味し、瓦の幅を意味します。
8は働き幅を意味しますが、現在のJIS規格の寸法と若干異なります。
写真右側の陸棟に合体して作業完了となります。
最近、屋根の点検及び補修工事の依頼が多いように思います。
弊社としては、最近の洋風の住宅も良いのですが、
古い日本建築の建物を引き継いで直して住むのも良いと
思っています。
現代で同じサイズのものを同じ仕様で建てようとすると、
今回修理をさせて頂いた家の場合、1憶円では建たないと思います。
空き家も最近目立ってきており、軒並解体されつつありますが、
このような家をリフォームして住むのもいいのではないかと思います。
もし今から家を建てようかと思っている方は、日本家屋の空き家を
一度候補に入れてみてはいかがでしょうか?
今日もまだまだ気温が上がりそうですね。
そろそろ熱中症にも気を付けないといけない季節になりました。
外出される際は、皆様十分お気を付けください。
それでは皆様、本日もご安全に!
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