皆様こんちわ。
 
今週末はあいにくのお天気のようですね。
最近の土日はそれほど天気が悪くなかったのですが、
ちょっと残念ですね。
毎週日曜日は20~30キロはランニングをしており、
少々の雨なら走りますが、予報のように土砂降はちょっと遠慮したいですね。
 
さて、今日はInstagramからお問い合わせ頂き現場調査をさせて頂いた
内容をご紹介します。
当初、『軒天部にシミが出ており心配』とお問い合わせいただき、
現場調査を行いました。
お客様の方で過去に屋根、樋、外壁の改修を行われたそうですが、
シミが止まらないことでお悩みされており、弊社にご連絡いただきました。
外回りは非常にきれいで問題なかったのですが、詳しく見ると
原因がわかりました。
 
原因1つ目は、軒樋を新しく掛け替えた際、元々取付けてあった金具の
ビス穴へ止水処理をしていなかったのが原因ではないかとなりました。
写真のように、外した後のビス穴がそのままです。

通常でしたらすべてコーキングを打ち、止水処理を行います。
現状のままですと雨水がその穴から入り込み、軒裏に回ってしまい
シミの原因になります。

こちらは軒天の写真ですが、規則正しくシミが確認でき、
丁度元々の金具の位置にシミが出ていました。
 
原因2つ目は、落ち口取付時に軒天と干渉しカットしてしまっている。
軒樋から竪樋につなげるところを落ち口といいます。
落ち口にはいろいろ種類があるのですが、今回の場合、外側から
被せるタイプのものを使われており、恐らく外から被せる分だけ
大きくなってしまい、軒天に干渉してしまったかと思います。
そのため、軒天をカットしてしまったのだと思います。

別のパーツを使えばこのようなことはしなくても良いのですが、
現場を納める事を優先してしまったのかもしれません。
ただ、カットしたのならコーキングなどで取り合い部分を
止水処理しなければいけないのですが、切ったままとなっており、
そこから雨水が侵入して軒天を裏から濡らしていると思われます。
実際、その落ち口の軒天はシミが出ていました。
 
今回、調査をしてシミの原因はこの上記2点の可能性が高いと
報告書をまとめて提出いたしました。
 
昨今、リフォーム工事によるトラブルのニュースが
良く取り上げられていると思います。
主な内容な法外な金額、手抜き工事などでしょうか。
正直、一般のお客様から見て建設業というのは、
イメージがまだまだ悪いと思っています。
こんなことを書いている弊社でも、新規のお客様から信頼を
頂くまでは同じイメージだと思います。
ましてや、このような施工不良の可能性がある事をブログに書いている
にもかかわらず、『最終的にお客様が直接確認できないから
やってるんじゃないの?』って思われるのも当たり前です。
そのため、弊社では出来る限りすべての作業を可視化し、
『うん?どうしようか?』ってなった場合は、作業を止めて
現場担当者と協議をするようにしています。
疑い続けたら、『これもやってるのか?』となりますが、
弊社ではそれをし続けることでリピーターのお客様が
非常に多くなり、ご紹介も多くなってきております。
信用は積み木のようにコツコツ積み重ねていくしかありませんが、
その信用が壊れるのは一瞬です。
そして同じ形の信用は、再度作れないと思っています。
弊社では、小さな信用を高さ方向だけでなく、裾も広くしていき
更なる安定した信用をこの先も作っていきたいと思っております。
 
今日は、少し残念なブログになってしまいましたが、
少しでも多くの方に見て頂きたいと思い、
依頼主様から許可を頂き掲載しました。
 
もし皆様で不安なことがあれば調査させて頂きます。
また、調査後のご提案も合わせてさせて頂きますので、
遠慮なくお問い合わせください。
そして遠慮なく、弊社の作業を監視してください。
満足いただける作業で納めさせていただき、
お客様の信頼を頂けると自信を持っております。
 
それでは皆様、本日もご安全に!
 
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