今日は非常に悲しいことがありました。
 
住宅の修理のご依頼を頂き、昨日修理に行きました。
当初、打ち合わせで私は『2日掛かる』と話し、
金額を提示致しました。
私の中では、一日1人が作業をして、二日掛かる予定を
しておりましたが、二人段取りが出来たため、
二人で一日で作業を完了しました。
 
掛かった職人さんの数で言うと、どちらも2人工となります。
 
しかしお客様から『一日で終わったので、当初よりも
安くなるのが当然ですよね?』と指摘をされました。
見積に記載してある工事内容については、すべて完了しており、
工事個所を少なくしたことはありません。
掛かった人工数は同じであり、金額の妥当性をご説明しましたが
ご理解していただけませんでした。
 
しかも当社の仕事について『大したことがない』とまで言われてしまいました。
 
私自身が言われるのは構わないのですが、この気温40℃を超える中、
影がない炎天下で、高所で作業を行う職人の仕事ぶりまで
否定されてしまうと、さすがに怒りを通り越し、悲しみさえ出てきました。
 
当社は技術を売る仕事をしております。その技術を習得するまでに
時間、努力、コストを個人と会社が沢山かけております。
特に職人さんについては、自己犠牲をされてまで習得されます。
それを否定されてしまうと、本当に悲しくて仕方がありません。
当社の社員は、ロボットではありません。
いくら技術が進化したからと言っても、当社が行っている工事は、
人が直接その場に行かないと出来ないのです。
  
一級技能士を取得するのに、毎日仕事終わりに実技の練習を
深夜まで行い、翌日8時から現場で作業。
家族や恋人との時間をすべて犠牲にしないと取得できません。
 
逆にその努力の結晶である技術に絶対的な自信があるため、
お客様からお金を頂き、120%のクオリティーをご提供できる
自信を当社は持っております。
  
当社は合い見積もりをお客様が取って頂いても、何も気を悪く思いません。
お客様の予算、考え方、感覚は様々であり、お互いが気持ちよく
工事を完了したいと考えています。
  
例えば、車でも『目的地に着く』という目的が同じでも、
一人はフェラーリを買い、一人は軽トラを買う。
目的が同じでも、その目的地までの間にある安心感、自己満足感
所有する喜びは、人それぞれですよね。
  
うーん、ちょっとあまりこのようなことを書かないのですが、
本当にショックでした。
 
 
ちょっとまとまりが悪いですが、ここで切り上げますね。
 
皆様、本日もご安全に!