皆様こんばんわ。
毎日、昼夜問わず気温が低い日が続いておりますね。
先日、滋賀県の北部に行ったのですが、まだまだ雪が屋根に残っており、
まだまだ屋根工事が難しい状況でした。
個人的に雪は嫌いなのですが、この冬の凛とした空気はすごく好きです。
出勤時や帰宅時は、早朝深夜が毎日なのですが、特に朝の
まだ汚れていない空気が好きですね。
さて、今日ご紹介するのは、2022年1月より瓦工事における仕様が
見直されましたのでご紹介します。
当社が所属する(一社)全日本瓦工事連盟が提案ずる
『地震・台風に強い工法』をガイドライン工法があります。
ガイドライン工法の特徴は、以下の事です。
・震度7でも耐えられる工法
・風速250km/hにも耐えられる工法
従来の土葺き工法、釘のとびうち(全数打たない)工法では、
地震などでバラバラになってしまった瓦屋根のようになってしまいます。
そのため、最低基準を上記の項目を想定し、瓦葺きの標準工法を
提起されました。
最近では、それらが周知されつつありますが、昨今の異常気象により、
従来のガイドライン工法では対応が危ぶまれる事があったため、
改定となりました。
ちなみに改定前はこのような感じです。
改定項目を簡単に申し上げますと下記のとおりです。
・全数釘止め
・軒・ケラバ部は、釘、ビス等の3本留め
・棟部ビス固定
特に軒・ケラバ部分及び棟部については、耐風圧強度が見直され、
厳しい施工方法となりました。
当社におきましては、すでにこれらの対策において、改正される何十年も前から
この工法を採用しておりますので、すでに当社で施工させて頂いた
お客様はご安心ください。
また、不安な場合は、個別に耐風圧計算を行い、下地、釘、ビスの引き抜き強度から
逆算を行い、固定方法を検討しております。
ここでこのブログを読んでくださっている人にアドバイスをさせて頂きます。
瓦の固定強度ばかり目に行くと思いますが、瓦桟の固定強度も一緒に考えてほしいのです。
瓦は、瓦桟という木下地に固定します。
瓦は桟木としっかり固定されていても、桟木が地震や台風によってはがれてしまったら
何の意味もありません。
ここを必ず強度が満足しているのかを確認してください。
これは太陽光パネルの固定でもよくあります。
金具とパネルの固定強度は満足していても、屋根との固定強度不足で、
屋根全体が飛んでしまう事があります。
ちなみに、この場合は下記の強度検討が必要です。
・屋根材と下地の固定強度の検討
・金具と屋根材との固定強度
・金具とパネルとの固定強度
改修工事などをされる際は、施工業者に聞いてみると良いかもしれません。
計算書が必ず出せるはずですからぁぁぁ!!!
ちょっと最後は乱れてしまいましたが、施工業者としては当たり前の事なのです。
計算書、施工要領書、施工図は、各現場ごとに提出することは、
施工者として当然の事なのです。
そこからお客様との信頼関係と今後のお付き合いにつなげられると考えております。
明日は金曜日ですね!
皆さん、土日お休みの計画はいかがですか!?
私は仕事です!!!
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本日もご安全に!!!
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