皆様、こんにちわ。

ゴールデンウィークが来週末から始まりますね。
皆様は、どこかにお出かけの予定はありますか???
今年のゴールデンウィークは、最大10連休という事もあり、
海外及び国内旅行をされる方が非常に多いといわれてます。
ワクチン接種が進み感染も減りつつありますので、
対策は怠らずに、楽しんでくださいね。
 
今日オススメするのは、カバー工法のご紹介です。
今まで、カラーベストのカバー工法はいくつかご紹介を
させて頂いたかと思います。
今回はスレートの屋根のカバー工法のご紹介です。
 
スレートとは、工場、倉庫などで昔から多くの建物で使われています。
非常に軽量で扱いやすいだけでなく、安価であるという事、
施工性が非常に良いというメリットもあります。
ただ、昭和時代に建てられたスレート建物には、最近問題となっている
石綿が含まれています。
理想は解体及び撤去をしたのち、無石綿の材料の採用が良いのですが、
『製造ラインが稼働中で止められない』
『内部の荷物を搬出、移動することが出来ない』といった、
なんともならない状況もあります。
 
そこでお勧めするのが、スレートのカバー工法です。
スレートには、小波、中波、大波の三種類があります。
基本的なやり方は同じです。
 
作業前、作業後の写真でご紹介すると、これだけ見違える
仕上りとなります。
 

 

スレートは非常に割れやすく、作業も非常にデリケートになりますので、必ず専門業者にて作業をするようにしてください。

仕上りもかなりシャープに仕上がりますので、建物全体がシャキッとします。
もし、スレートの工場や倉庫の改修でお悩みの方がいらっしゃいましたら、
一度ご相談いただければと思います。
 
ただし、ここで注意が必要です。
改修の規模にもよりますが、先日からアナウンスをしております
石綿含有の事前調査の対象となります。これは入っている、入っていない関係なしに
必要となります。おそらく100万円(税込み)を超える工事がほとんどとなりますので、
国のデータベースに登録が必要となります。
また、スレートは石綿含有の恐れがある材料(レベル3)である為、報告義務の後、
施工時の粉じん対策が求められます。
恐らく、湿式養生が求められるだけでなく、施工者は、主任技術者1名、
従事者は特別教育修了者でなければ作業は出来ません。
違反した場合は、工事を請け負っている業者が罰せられます。
お客様には直接影響はありませんが、そんな業者に引き続き工事はちょっと、、、。
 
必ず事前調査をしているかを確認されることをお勧めします。
  
工事のやり方についても、養生が作業的に困難な場合は、
事前に労働基準監督署と相談することで、双方が納得した安全な工事が出来ます。
気持ちの良い工事をするには、手順を守る必要がありますね。
 
当社には、石綿含有建材調査者の資格者がいるだけでなく、
監督署のチェック済み調査表ひな型で確認を行います。
必要なら提示もいたしますので、いつでもお申し付けください。
 
石綿の指導は、本当に今年の4月から厳しくなります。
外部だけでなく、内部の改装にも全てかかってきますので、
リフォームをされる際は、気を付けてくださいね。
 
それでは皆様、本日もご安全に!!!
 

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