皆さん、こんにちわ。
大雪も落ち着きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?当社がある東近江市では、まだ田んぼに多くの雪が残り、北面の屋根にはまだまだ雪が残っております。夜は、まだまだ凍結の恐れがある場所が多々あり、事故をおこしている車も見受けられます。昼夜問わず、外出される際は、気を付けてくださいね。
さて、今日はソーラーのお話です。国の補助金(J-PEC)が終了し、県、自治体の補助金が無くなりつつ、また電力会社の買取価格が年々下がっている中、メリットが本当にあるのか?っと疑問に思ってしまいますよね。実は私もその一人です(笑)ただ、ここ最近、エンドユーザー様からのお問い合わせが増えています。それはやはりクリーンエネルギーへの関心と災害時の電力確保です。特に災害時の電力確保が目立っており、昨今の生活において電力がゼロになってしまう事は、想像も出来ないと思います。家庭内の電力すべてを太陽光でまかなうことは無理ですが、スマートフォンが充電出来れば情報を得られることが出来ますし、お湯を沸かせれば暖を取ることも出来ます。必要最低限の電力確保というのは、不可欠だと思います。
今日も新たに太陽光パネルが当社に搬入されてきました。
今回は、新築物件に施工をさせて頂く予定のものです。屋根は立平葺き(板金屋根)ということもあり、当社がおすすめしているグリップ工法をご採用頂いております。
このグリップ工法は、過去にも数回ご紹介させていただいているのでご存知の方もおられるかもしれませんが、写真のようにハゼといわれる突起のところを掴んでパネルを設置します。これにより、屋根材に傷をつけることなく取付けることが出来、雨漏れのリスクを限りなく小さくできるので、新築で立平葺きの住宅にご採用頂く際には、ご提案をしています。
ただ、ここで注意していただきたいのはあくまでも『新築』ということです。このグリップ工法を採用する場合は、屋根材の建物への固定が非常に重要となり、固定方法、固定ビスなどはすべて指定となります。そのためすでに立平葺きがされている建物へグリップ工法は採用できません。
ちょっと想像してみてください。金具と屋根材が十分な強度でグリップされていたとしても、グリップしている屋根材と建物との取付強度がグリップ力より弱いとしたら。。。最悪の場合、風圧が掛かった際、屋根ごと飛ばされる恐れがあります。そのため、建物と屋根材の固定がしっかり施工及び確認できる新築のみとなっております。(完全葺き替えの場合は、問題なく施工出来ます)
こちらの取付は、来週辺りに行う予定をしておりますので、またこちらでご報告します。
ちなみに、すでにお住まいの住宅でも屋根材によって取付方法は異なりますが、載せることは可能ですので、ご興味のある方は一度ご相談くださいね。
やっぱり屋根の上に載せるものは、屋根のプロに任せることが一番のリスク回避になりますからね!
今日も気温が非常に低いですが、体調管理をしっかりしてくださいね。
それでは皆さま、今日もご安全に!