皆様、こんにちわ。
新しい年が始まりましたね。
例年でしたらそろそろ雪が積もる頃かなぁと思うのですが、
全然そのような気配がありませんね。
昨年はあまりにも多い雪のせいで、会社の周りだけでなく
滋賀県全域で雪害が起こっておりました。
実は今でもそのころの修理の問い合わせが来ることがあります。
雪害は毎年起こるものではないのですが、発生すると大きな
被害につながる恐れがありますので、少しでも不安なことがあれば
専門業者に聞いてみると良いかもしれませんね
 

さて、今日は瓦の修理のご紹介。
滋賀県には今でも多くの昔ながらの大きな瓦屋根の建物が
沢山建っております。大きな建物ほど、瓦の細工、棟の段数が
豪華になります。
その仕上げの中で下り棟というものの修理です。
一般的に鬼瓦は、棟瓦の中のさらに下にある建物から控えを取り
落ちないように銅線を用いて引っ張っておくのですが、
経年劣化(特に水分)によって切れてしまう事があります。
今回も写真のように今回もその銅線が自然に切れてしまい、
鬼瓦が二階の屋根から落下してしまいました。
 

 
写真のように銅線が経年劣化で切れてしまっています。
このようになってしまった場合は、手前の棟を一部解体し、
鬼の控えを新しく作り直し、棟を復旧する流れとなります。
昔は銅の生線を使っていた為、切れやすかったのですが、
最近ではホルマル線を使用するようにしています。
ちなみにホルマル線というのは、銅の周りに
ビニールを焼付したエナメル線です。
 
棟を解体し、鬼瓦に控えをホルマル線で作り直します。

 
その後、解体した下り棟を順番に復旧していきます。
まずは台になる部分を復旧します。

 
引き続き順番に熨斗瓦を積んでいきます。

 
そして復旧完了となります。

今回の補修工事については、鬼瓦が落ちたことによって気が付かれました。
屋根の上の事なので、日々気にすることは、正直難しいと思います。
気が付かないうちに瓦が一枚外れてしまっていて、雨のたびに水が建物内に入り続け、
構造体がカビてしまったり、腐ってしまったりという事に繋がりかねません。
時々でいいので、自宅を離れた場所から見てみたり、専門業者に検査をしてもらうのも
いいかもしれませんね。
  
株式会社イノダでは、基本的にお見積は無料とさせて頂いております。
雨漏れ、瓦のずれなどで気になるところがありましたら、一度ご連絡いただければと思います。
また、2月が決算という事もあり、キャンペーンもさせて頂いておりますので、
この機会を是非ご活用ください。
 
それでは皆様、良い休日を!
 

ホームページ https://kawarashounin.shiga.jp/

Facebook(会社) https://www.facebook.com/kawarashounin/

Facebook(測量)https://www.facebook.com/UAVsokuryou

Twitter https://twitter.com/kawarashounin

Instagram https://www.instagram.com/kawarashounin